断熱リフォームとは?断熱化による省エネ効果についても紹介!

皆さんこんにちは。創業から70年にわたり福島県福島市を中心としたエリアで、地域密着型の建築工事や数多くのリフォーム工事を手掛けているワタヨシ建設です。



突然ですが皆さんは、【省エネ】と聞くと何を思いますか?

エアコンなどの省エネ家電や、太陽光発電の様な自然の力を利用した発電設備などではないでしょうか?

実は、私達がいつも過ごしている家の断熱化が、大きな省エネ効果につながる事をご存知でしょうか?

今回は断熱リフォームによる省エネ効果についてご紹介させていただきます。


・断熱による省エネとは

断熱による省エネとは、断熱材を設置することで、住宅の外部と内部の熱の移動を少なくし、冷暖房のエネルギー消費を抑えることです。断熱リフォームをすることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現しながら、光熱費の削減にもつながります。


断熱材は、熱伝導率が低い素材で出来ており、熱の移動を抑える効果があります。家に断熱材を入れる、または性能の良い断熱材に入れ替える、断熱サッシに入れ変える、これらの断熱リフォームを行う事によって、

室内の温度を一定に保ち、冷暖房機の効率を高めることができます。

断熱リフォームを行った次世代省エネ住宅と昭和55年の 旧省エネ基準住宅を比較すると、年間冷暖房費が約43%以上(年間約4万円以上)の節約になるとのデータもあります。断熱リフォームによる省エネ効果は、断熱材の種類や厚さ、設置場所によって異なります。一般的に、断熱性能の高い素材を使用したり、厚く設置したりすることで、省エネ効果は高まります。

断熱リフォームを行う住宅が増えれば、かなりの省エネ効果に繋がるので、 国も2050年カーボンニュートラル実現に向け、断熱リフォームを後押しする補助事業や助成金をいくつか打ち出しています。光熱費、食料費の高騰が続く中、暮らしのひとつひとつの節約意識も大切ですが、家の断熱リフォームで根本的な省エネ対策を考えてみてはいかがでしょうか?



・断熱リフォームとは

断熱材を入れるのは壁、天井、床になりますが、予算や状況によっては、全てではなく部分、部分の場合もあります。断熱リフォームをすることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を実現しながら、光熱費の削減にもつながります。


・壁の断熱リフォーム 

壁の中に断熱材の充填をする内断熱、建物の外側を断熱材で包む外断熱工事は、 外気温(夏は高温、冬は低温)の室内流入を防ぎ、エアコン等で冷やした、温めた空気を室内から屋外へ流出させないので、冷暖房効果を高めます。


・天井・屋根の断熱リフォーム 

天井や屋根の断熱工事も壁と同様の効果を得られます。特に夏の屋根の焼け込みを防ぐ役割が大きいです。

夏の天井裏の気温は50°C以上に達すると言われます。1階よりも2階の部屋が暑いのは、真夏の日差しで屋根が焼け込み、輻射熱が屋根や柱等に蓄積され、屋根裏から2階室内へと伝わる為です。


・床の断熱リフォーム

床の断熱工事は床に断熱材を入れたり気流止めを施す事で、足元から感じる冬の冷たさ、底冷え防止へとつながります。

全ての工事を行うのが理想ではありますが、断熱材を入れる工事は解体をしなければならず、高額になる場合や、 工事日数もそれなりにかかる場合が

ありますのでよく検討が必要になります。


・断熱サッシのリフォーム    

断熱サッシのリフォームとは窓ガラスを断熱性能の高いものに交換したり、二重窓を設置したりする工事です。

断熱材を入れる工事と比べると、断熱サッシのリフォームは比較的安価で、工事日数も半日~数日程度です。  現状、単板ガラスで冬の結露に悩まされているのであれば、断熱サッシに変えてみてはいかがでしょうか?

外壁に干渉せずに今のサッシ枠を残して新たに複層ガラスを入れるカバー工法や、内窓樹脂サッシを取り付ける(2重サッシにする)等、ご希望に沿った方法で断熱サッシに変える事が出来ます。

内窓樹脂サッシは断熱効果だけではなく、防音効果も期待できます。また、製品によっては防犯性も向上する物もありますのでご希望の方はご相談下さい。

 


代表的な断熱リフォームの説明をしました。もちろん、断熱リフォームはこれだけではありません。

夏の暑さ対策で窓にシェードを取り付けてもいいですし、断熱ブラインドやカーテンを見直してみても良いと思います。ただ、先に説明致しました助成金の対象工事は、断熱材を入れる工事と断熱サッシにする工事です。 

助成金制度によっては、住宅設備に対しても助成金が出る制度もありますが、 多くは断熱リフォームが必須工事になっています。


断熱リフォームは将来の節約と快適な住環境のためにぜひ検討していただきたい内容です。

省エネ効果が大きい断熱リフォームですが、それだけではなく、私達の健康面での効果も大きいです。     

冬の部屋の気温差による血圧の上下の変動差から起きうるヒートショック防止や、夏の熱中症の防止効果も期待できます。

光熱費の削減、快適で暮らしやすい生活の実現に向けて、助成金制度を活用して断熱リフォームを検討されてはいかがでしょうか?


ワタヨシ建設では、断熱リフォームをはじめとする住宅全般のリフォームや、リノベーションを手掛けています。

私たちの理念でもある「いつでも快適な状態で暮らせる家」を、

お客様に寄り添った最適なプランで提案致しております。リフォーム、リノベーションをご検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。